本大会で快進撃を続けている松原由美(朽木)と篠原真里亜(湯布院)のマッチアップとなった準々決勝。松原との対戦が決まった昨夜、篠原は「凄くパットが上手い選手。自分もパットを決めて勝ちたい」と話していたが、思い通りにはいかずに終始パットに苦しめられる1日となり、2and1で敗退した。
「チャンスの距離なのにパットを決め切れなくて、自分で切羽詰ってしまった」と5、6番で松原に連続でホールを取られた時の心境を振り返る篠原。後半、篠原が11番で取り返し松原の1upのまま終盤を迎えたが、勝負どころの17番で「セカンドショットを右に押し出してしまって…自滅です」という痛恨のミスで一歩及ばずに決着をみた
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敗戦の悔しさはもちろんあるが、「今年、マッチプレーで勝てると思っていなくて。それがベスト8まで残れて」満足感が75%とすっきりした表情で話す篠原。「今年の日本女子アマで自信はついたし、来年はベスト8以上の成績を残したい」そのためには、「2.5メートルの距離のパットをいかに決められるか。これまでどおりショットの練習はもちろんですが、ショートゲームの練習に時間を割いて、来年に備えたい」と最後まで充実感溢れる笑顔で会場を去った。
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