バーディーを決められたら入れ返す。ピンチではパーパットを沈めて分けに持ち込む。かなりレベルの高いマッチだった。森田の1UPで迎えた17番、ピンを狙った第2打がバンカーにつかまった。このショットを寄せ切れず、パーパットも決まらずにオールスクェアに。
ここから第2幕ともいうべき長い戦いが始まった。18番をともにパーで分けてエキストラホールへ。19ホール目は、ともにバーディー、20ホール目は堀が粘った。右ラフからの第2打。目の前には松。この枝の下を抜くショットは、まだラフでオインまで50ヤード。これを2メートルに寄せてパーで切り抜け、2オン2パットの森田と、ここでも分けた。21ホール目、22ホ
ール目ともに譲らず、勝負は23ホール目に持ち越された。ここで森田が競り勝って、長い戦いが決着した。
★堀琴音「粘り強いプレーはできました。相手の森田さんも、パットを入れ返してきて、やはり粘り強かった。お互いに良いゴルフができていたとは思うのですが、私はパー5であまりバーディーがとれなかった。パー5が6ホールもあるこのコースでは、それが苦戦の原因になるし、敗因でもありました。残念です」
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