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競技報告
【安全策が奏功して2位タイにつけた池村寛世】
第1日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
松山英樹、伊藤慎吾らとともに首位と1打差の2位タイグループに滑り込んだのは、伏兵の池村寛世(リージェント宮崎)。しかし、池村のティーショットは荒れに荒れていた。「自分はフェードヒッターなのですが、今日は球を捕まえ切れなくて右へのミスが…そのうち左へも…」という。この日の池村は4連続を含む7バーディを奪ったが、このうちセカンドショットをフェアウェイから打ったのは1ホールか2ホールだけという。これだけラフからのショットを強いられながらも4アンダーパーをマークできたのは、「無理をしないことです。安全策でパーセーブを最優先することを決めているので、まずはグリーンセンターを狙う。その次は花道。そうやって
マネジメントすることを徹底したら、5メートルぐらいのパットが入ってくれた」のが理由という。尚志学園高校に通う池村。普通、高校生ならばイケイケの攻めのゴルフをしたいものだが、今年の九州オープンで安全策を徹底するヒントを得たという。「九州オープンで一緒にプレーをさせていただいたプロの方に、どうやればスコアを出せるのかを聞いたら、まずパープレーを目標にして無理な攻め方をしないことだと教えてもらったんです。ボギーを叩かないマネジメントを徹底することが、好スコアに繋がるんですね」と言う。もちろん、4アンダーパーをマークした今日のプレーは、「100点満点です」と満面の笑みで答える池村。「目標はマッチプレー進出ですから、大きな貯金が出来たと思って、明日もパープレーを目標にプレーしたい」と幼さの残る笑顔を見せる。攻めのプレーがスコアを崩す要因にもなる一方、パーを目標に安全策を取ることがアンダーパーに繋がる。ゴルフという競技は、本当に不思議で面白いものだ。

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