HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【小西健太は3位決定戦に敗戦も「学ぶことが多かった」】
第5日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
昨日の準決勝で19ホールまで熱戦を繰り広げたものの、比嘉に惜敗した小西健太。心身とも疲れが取れ切れていない状態で、今日の3位決定戦を迎えた。対戦相手は、JGAナショナルチームメンバーとしてともに研鑽を積んでいる香妻陣一朗。このマッチは、疲れが見える小西が前半「最悪なゴルフだった」という内容で、9ホールを終えて香妻が3upの大量リードを奪う展開となった。しかし、後半10番でバーディを奪った小西が徐々に本来の調子を取り戻し始める。12番と16番で「かなり曲がるフックライン」をねじ込みオールスクウェアに持ち込む粘りを見せた小西。しかし、香妻が18番でバーディを奪って、万事休した。

小西は、「疲
れているのは、香妻選手も同じですから」と、これまでの激戦による疲労を敗戦の理由にはしなかった。小西は、これまでストローク・プレー突破の壁を破ることが出来ずにいたが、ようやく自身初のマッチプレーに進むと、快進撃が始まる。2回戦で松山英樹を下す金星をあげると、準決勝では17番まで比嘉に1upのリードをつけて、決勝進出目前まで進んできた。昨日の逆転負けを見ると、今日の3位決定戦はモチベーションを保つのも難しい状況下と思われたが、「優勝はないけれど、3位になることに集中できました」と精一杯のプレーを見せた。それが後半の粘りに繋がったのだろう。さらに、「日本アマのような難しいセッティングでプレーできることが貴重ですし、色々勉強になりました」と納得の表情。

昨日の雷雨で、芝が重くなったラフにも、「今日は、強いラフでも、そこからバーディチャンスにつけることができました。松山選手との対戦では、精神面で自信がつきましたし、今日はラフからのショットという技術面で勉強になったし、自信になりました」と敗戦にも得ることが大きかった。「ストローク・プレーでは味わえない経験が出来たのは大きいと思います。この経験がストローク・プレーに生かされると思う」と話す小西。この経験を活かして狙うのは、11月に行われるアジアアマチュア選手権の優勝。「松山選手が連覇をしていますが、僕も優勝を狙いたい。そのために体調管理をしっかりして…やっぱりマスターズに出場したい」とマスターズへの強い気持ちを語る小西。その前に、「もちろん、今年の日本ジュニアも勝ちたい。自分が2度優勝している西コースの開催ですから、相性もいいですし」と三度同世代のトップの座を勝ち取るつもりだ。

その他の記事はこちら
戻る