美濃加茂高校で鬼頭桜の１年後輩（２年生）になる副田あかりが４アンダーパーの68で２位タイにつけた。これまでの自己ベストスコアは71だというから、大幅な更新だった。５バーディでボギーは１ホール（５番パー５）だけ。
「ドライバーはまっすぐ。アイアンもまっすぐ。ほとんどパーオンして、アプローチショットも寄ってくれました。こんなスコアがでるなんて、自分でも驚いています。たまたまです。実力じゃありません」。
快進撃のきっかけは４番（パー３）だった。ピンそば30センチ。続く５番をボギーにしたものの、７番（パー３）でグリーンを外しながらチップインのバーディがきた。９番（パー５）では８メートルのバ
ーディパットが決まった。
ここまでは、確かに本人がいう「たまたま…」という流れがあった。しかし、後半の９ホールは２バーディでボギーなし。実に安定した内容だった。
高校に進学して取り入れたフィジカルトレーニングで筋力アップを果たした。「そのおかげで、カットに終わった中学３年のときよりドライバーで20～30ヤード飛ぶようになったし、アイアンの飛距離も伸びました。今は、前よりゴルフが楽です」
「たまたま」だったのか、それとも本人の自覚以上にゴルフレベルが上がっているのか。第２ラウンド以降は、それが試される。
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