「ゴルフ自体は、スコアほど悪くはなかったのですが…」と、権藤可恋(福岡第一高校2年)は、首をひねった。
10番ホールからのスタートとなった第2ラウンド。11、12番の連続ボギーで流れから遠のいてしまったようだ。「決めなければならないパッティングを決め切れなかったり、グリーンをはずしたときに難しいライから寄せられなかったり…。今振り返れば、もう少し違った攻め方があったようにも思いますが、残念です」。
救いは、残り3ホールという終盤になって流れを取り戻せたこと。「7番から、イメージしたところに素直に飛んで行ってくれるようになりました。落ち着いてプレーできたことで8番のバーディも生まれた
のだと思います。
明日は、今日の終盤のような流れを早く作り、自分を乗せたい」
権藤は、そう言って自らを奮い立たせていた。
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