日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で本年出場の中学生では最上位の4位になった松原由美(大阪市立白鷺中2年)が、好調さを持続させている。今大会前週に行われた全国中学校ゴルフ選手権でも第1ラウンドをトップタイのスタートを切り、第2ラウンドが降雨中止となったため、そのまま優勝を分け合っている。
日本ジュニアも、その勢いのまま迎えた。奪ったバーディは4ホール。ただボギーも4ホールあった。前半を1アンダーパーで終えて後半に入ったとたん10、11番と連続ボギーにしてちょっとつまずいた。10番(パー3)はティーショットをグリーン左にはずし、寄せ切れなかった。11番では、ドライバーショットを左バンカーに
打ち込み、レイアップを余儀なくされた。
「あの連続ボギーで、いやぁな気分に襲われましたが、諦めずにプレーを続けろって、自分に言い聞かせました」何を諦めずに…なのか。「順位はともかく、3日間アンダーパーでラウンドすることを目標にして大会に臨みました」。これだ。連続ボギーで1オーバーパーとなってしまったが、残りホールで挽回してアンダーパーの世界に入ることを目指してのプレーが続いた。13番パー4で第2打を1メートルにつけてバーディ。これでパープレーに戻した。しかし、続く14番(パー5)で気持ちが空回りしてボギー。18番で取り戻したものの、パープレー止まりで3位タイグループとなった。
「4バーディはよかったのですが、ボギーが多すぎました。明日はボギーを減らします」
目標とするアンダーパーではなかったが、好スタートを切ったと言っていいだろう。
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