優勝候補の一人と目されていた松原由美(大阪市立白鷺中学2年)がこの日、3アンダーパー69をマークし、通算3アンダーパーで大里桃子と並んで首位に立った。
10番ホールからスタートし、13番ホールで残り90ヤードを50度のウェッジで打ち、ピンに寄せてバーディを獲ると、15番でもバーディ。17番で3パットしてボギーとするが、1アンダーパーでハーフターンした。後半に回るとパッティングが決まりだした。2番で10メートル、4番で15メートル、5番で7メートルのバーディパットを次々と沈めた。7番をボギーとするが、3アンダーパーでホールアウト。惜しかったのは最終ホールとなった9番ホールだ。パー5の第2打
は、残り210ヤード。3番ウッドで打ったショットは、グリーン奥10メートルに2オンした。だが、そこから3パットしてしまい、パーに終わり「ちょっと悔しい」と悔やむ。
それでも首位なので、贅沢は言っていられない。明日は「一打一打を大切にやっていきたい」と自分のゴルフに徹するつもりだ。昨年のこの大会では36ホールに短縮されたこともあり、15位に終わっている。JGA女子ナショナルチームのメンバーとしてもここは負けられない。このまま逃げ切ることができるか。
|