首位と2打差でスタートした橋本千里(名古屋市立萩山中学2年)は、最終18番ホール(パー5)でイーグルを奪い、最終組を待ったが、1打及ばなかった。自ら「勝負どころだった」という15番でバーディチャンスからまさかの3パットをしてしまい、この日2つのボギー。いずれも3パットのボギーだったことを悔やんでいた。
それでも最終ホールで見せ場を作った。残り220ヤードの第2打を3番ウッドで打ち、「大きいかな」と思ったショットは、ピンの奥10メートルに2オンした。「寄せよう」と思って打ったイーグルパットは、見事にカップに沈んだ。
この日は1イーグル・4バーディ・2ボギーの4アンダーパー68で回り、
通算5アンダーパーで2位となった。昨年の大会の8位タイの成績を上回った。しかし「昨日の12番で打ってはいけないほうに打って、バンカーに入れて、ダブルボギーにしたり…」、最終ラウンドの3パットのボギーなどのミスが反省点として残った。これからまだまだ成長過程にある彼女の、今後の活躍を長く見守りたい。
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