今年、明大中野高校を卒業し明治大学に進学した森坂塁(明治大学1年)が5アンダーパーの67でホールアウト。首位タイの松山と長谷川に1打差の2位タイと大健闘の1日となった。10番ホールからティーオフした森坂は、いきなり7メートルのスライスラインを決めてバーディ発進。
「スタートで難しいラインのパットを決めることが出来て、波に乗れた」と、12番(パー5)もバーディを奪うと、13番で3メートルを決める。15番(パー3)でティーショットを池に打ち込みボギーを叩いたが、直後の16番で205ヤードのセカンドショットを4番アイアンで1メートルにつけて前半で3つスコアを伸ばす。
後半も1番でティーシ
ョットを右にミスしたが、「得意」という30ヤードのアプローチを見事に寄せてバーディ。5番は下り8メートル、7番も3メートルを沈めた。森坂が唯一「悔いが残る」といった8番(パー5)でのボギーはあったが、7バーディ・2ボギーは、森坂本人も「こんなに爆発力があるプレーヤーじゃないので。
正直、信じられません」と驚きを隠さない。大学に進学してから得意のショートゲームに磨きをかけ、さらに「ショットも安定感が出てきました」と成長を実感している。最後まで、「この順位は信じられないです」と半信半疑の嬉しさだったが、「今日の順位を最後までキープしたいです。毎日アンダーパーでプレーできれば…」と、本来の自分のプレースタイルを見失うことなく、全力を尽くすことを誓った。
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