圧倒的な強さを見せる松山英樹。彼を脅かす存在は誰なのかに注目が集まる中、本選手権初出場の長谷川祥平(大阪学院大学1年)と黒宮幹仁(日本大学3年)が名乗りを上げた。
松山とともに首位タイに立った長谷川はこの日、4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算6アンダーパーで2位タイ。決して「調子は悪くなかったが、かみ合わせがよくなかった」という。
先週の関西オープンから好調をキープしており、まだまだチャンスは残っている。関西オープンでは51位タイで日本オープンへの出場権を逃した。昨年初めて日本オープンに出場し、カットに終わったものの「いい経験になった。や
はり日本一を決める大きな試合だし、今年も出たい」と意欲を見せる。本選手権に優勝すれば、その出場権を手にすることができる。
しかし、それには松山英樹という大きな存在を越えなければならない。「アンダーパーで回って来ると思うので、自分もスコアを伸ばしてついていきたい」と明日のラウンドに目を向けていた。「最後まで優勝争いをしたい。それには3日目に狙える位置にいたいので、明日しっかり大きなアンダーパーを出せるように」と、ぶつかっていく覚悟だ。第3ラウンドは松山英樹、黒宮幹仁と一緒に最終組を回る。
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