皆本祐介(東北福祉大学3年)はこの日、3バーディ・ノーボギーの3アンダーパー69をマークし、通算8アンダーパーでホールアウト。後輩の村山とともに5位タイに入った。「全体的によかったが」8、14、16番で林に入れるミスが響いた。「攻めていきたかったが、プレーしているうちに耐えるゴルフになってしまい」後一歩スコアを伸ばすことができなかった。
昨年はこの大会に出場することすら叶わなかった。それだけに自分がこの1年でどれだけ成長できたかを計りたかった。大学1年のときに出場したときは、32位タイ。大きく伸びたと思うが、「ショットの横のブレが」まだまだと、自己評価は厳しい。この日も「パターが入ってく
れたから」とプレーの内容にも満足しているわけではない。
この秋には、日米大学対抗やリーグ戦などの団体戦が控えている。しかし、実力者がそろう東北福祉大学では、メンバーに選ばれるだけでも大変だ。この成績がどれだけ加味されるか、本人に知る由もない。同じ3年生には松山英樹を筆頭に、大勢の優秀なプレーヤーが揃う。その中でこそ、お互いに切磋琢磨して競い合い、レベルを上げていくことにつながっていくのだろう。皆本がその中でどこまで伸びていくのか、見届けたい。
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