曽田千春(同志社大学2年)は、昨年に続いての日本女子学生出場。「初出場の昨年より、ずっと落ち着いてプレーが出来た」と、ホールアウト後に笑みを見せた。
10番ホールからスタートした曽田は、11番(パー3)で9番ウッドで放ったティーショットを2メートルにつけてバーディ。15番も3メートルを決めて2つ目のバーディを奪う。16番はアプローチミスからボギーを叩いたが、前半は35。後半も7番で4.5メートルを決めて、この日3バーディ・1ボギーの70で首位と3打差の4位と好スタートを切った。
「ショットが良かった」という曽田は、数多くのチャンスがありながらも5メートルほどのパットが入らず、ストレ
スが積もるプレーとなったが、「このコースはアップダウンがなくて、最後まで集中を切らさずに終えられた」と、好スコアに満足している様子。この1年間でショットも安定感が増し、成長は実感しているが、「首位と3打差は大きいです」と、首位を行く荒木の背中は遠く感じている。でも、「明日もパープレーでホールアウトできれば。今日は入らなかったパットが少しでも決まれば…」と、初優勝を諦める気は毛頭ない。
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