今年の関東女子学生ゴルフ選手権チャンピオンの佐藤絵美(東北福祉大学3年)が、第2ラウンドでベストスコアの68をマークして通算3アンダーパーとし順位を2位に挙げて存在感を示した。
第1ラウンドは1オーバーパーという結果も「パープレーが目標でしたから、73は想定内」と焦ることなく第2ラウンドをスタートした佐藤。スタートの10番でバーディを決めると12、18番と2つのパー5で計算どおりスコアを伸ばし前半を33で終える。後半も1番で2.5メートル、4番3メートルのバーディを決めて、ボギーは最終ホールの1つだけと安定したプレーが際立っていた。
昨日のスコアは、「ティーショットが捕まりすぎてい
て左へのミスが多かった。ちょっと不安定だった」と自己分析。「今日は打ち急がないようにゆっくり振ることを意識した」とすぐに修正をしてビッグスコアにつなげてくるのだから、佐藤の潜在能力の高さは計り知れない。最終ラウンドに向けて初優勝の話題に水を向けられると「チャンスなので」と、はっきり優勝を意識したコメントを残した佐藤。関東女子学生に続いてのタイトル獲得に大きな期待がかかる。
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