全国大会初出場の高野忠行(湯布院)は、昨日の練習ラウンドで「キャディーが凄くパットのラインを読んでくれて。特徴を掴むことが出来た」のが奏功して2バーディ・2ボギーのパープレーにスコアをまとめて2位タイの好スタートを切った。
10番ホールからスタートした高野は12番でボギーが先行したものの、13番で下り5メートルをねじ込んでスコアを戻すと、14番では20ヤードのアプローチをパットで決めてチップイン・バーディを奪い、前半を1アンダーパーで終える。後半は3番で2メートルのバーディパットを外したものの、手堅くパーセーブを続けて最終9番ホールを迎える。
このホールはセカンドショットをクラブの選択ミスからグリーン手前にショートし、ボギーとしたが、安定したプレーぶりは注目を集めた。「このコースはグリーンスピードが出ていて素晴らしいコンディション。大きくてアンジュレーションがあるグリーンを、練習ラウンドでタッチを合わせることが出来たのが大きい」と笑顔を見せる高野。ミッドシニア初出場に「やっぱり距離が短いとゴルフが楽になる。でも、今日は5オーバーパーぐらいで回れればと思っていたから…」とイーブンパーでのプレーには大満足のようだった。
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