この日イーブンパーのベストスコアをマークした矢吹元良(ゴールデンレイクス)が通算3オーバーパーで2位入賞。
第2ラウンドは5番ホールで「チャンスについても、なかなか決めることが出来ずにいて…つい…」狙いにいった7メートルのバーディパットを外して3パットのボギー。しかし、9番で2メートルを決めると10番も残り120ヤードをピッチングウェッジで1メートルにつけて連続バーディを奪う。11番で2メートルを外してこの日2つ目のボギーを叩いたが、その後は好調なショットで無難にパーセーブを続けてみせた。「チャンスはあったのに…パットが決まらなくて」と2位入賞にも悔しさをあらわにする矢吹。
それも
「昨日はもっとチャンスがあって…パットのラインを厚めに読んでしまって、最後までタッチを合わせられなかった」から。昨年大会で初出場を果たした時には、若いころスキーで痛めた左アキレス腱の痛みが再発して、ゴルフにならなかったというが、今年はその痛みも癒え東日本パブリックシニアで優勝するなど、ゴルフの調子は取り戻しつつある。「だいぶゴルフになってきた。プレーをすることが楽しくなってきたし、気持ちも乗っている。だから…」来年、京葉CCで開催される本選手権が、今から楽しみでしょうがない矢吹だった。
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