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競技報告
【チーム戦3位発進の立役者、堀は「落ち着いてプレーが出来た」】
第1日 競技報告:JGA 写真:南しずか
7月に韓国・済州島で開催されたネイバーズトロフィーチーム選手権では、チームに貢献できず悔し涙を見せていた堀琴音(滝川第二高校2年)。ネイバーズと同じメンバーで臨んだ世界女子アマチュアゴルフチーム選手権では、その悔しさを晴らす見事なプレーでチーム戦3位タイスタートの立役者となった。

堀は、6月に行われたトルコアマチュアオープンで4位タイと好成績を残し相性の良さを感じていた堀は、初の世界女子アマにも「緊張はしなかった。ワクワクしたぐらい」と強心臓ぶりを発揮し、3ホールまでパーを重ねる落ち着いたプレーを見せる。4番では残り126ヤードのセカンドショットを9番アイアンで2メートルにつけて初バーデ
ィを奪取。続く5番(パー5)は4メートルから3パットのミスでボギーをしたものの、9番(パー5)では「今日は100ヤード以内のショットが良かった」という通り、残り78ヤードの三打目を10センチにつけるスーパーショットで前半を1アンダーパーで終える。後半11番で2打目のクラブ選択ミスからボギーを叩いたが、14番(パー3)で2メートル、17番(パー5)で70ヤードの3打目を1メートルにつけてバーディを奪って見せた。

この日の堀は、4バーディ・2ボギーの70。2アンダーパーは個人戦でも3位タイにつける好スコアとなった。「バーディチャンスにはよくついていたけれど、問題はパッティング。3ホールぐらいもったいないバーディパットを外したのが惜しい」と、まだまだ満足はできていない。「ホールアウト後の調整でパッティングのフィーリングも良くなってきたので、明日こそ60台のスコアを出したい」と、意気込む。

「海外の選手は体も大きいし、飛距離も出る。でも、自分のプレーに集中するだけ」と、自分の持ち味であるステディなプレーを貫くことを誓って、明日の第2ラウンドに臨む。

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