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競技報告
【期待の松原はショットの不調を解消できず+4でホールアウト】
第1日 競技報告:JGA 写真:南しずか/JGA
6月の日本女子アマチュアゴルフ選手権で4位、7月には日本代表としてネイバーズトロフィーチーム選手権に出場しチーム戦2位に貢献。さらに8月には悲願の日本ジュニア初優勝を果たし、韓国女子オープンでは藤本麻子以来となる2人目の日本選手ローアマチュアを獲得するなど、成長を続けている松原由美(白鷺中学2年)。自身2度目となる国際競技は、日本選手最年少でメンバーに選考された世界女子アマチュアゴルフチーム選手権となった。しかし、飛ぶ鳥お落とす勢いだった松原も、9月に入りショットの調子を崩しているという。

その不安が解消されないまま迎えた第1ラウンドは、1番ホールでティーショットを左に曲げるミスも木に当
たるラッキーもあってバーディで幕を開けた。2番(パー3)では、4メートルを沈めて連続バーディスタートも、「連続バーディでスタートは切れたけれど、1番のティーショットもミスだし、運が良かっただけで…これから先のプレーへの不安の方が大きかった」と、心中を吐露する。4番、再びティーショットを左に曲げてバンカーに打ち込むミスからボギーを叩くと、「ここで気持ちを切り替えなくちゃと思ったのだけど、うまくできなかった」と5番(パー5)ではティーショットが右の林とミスが止まらない。2打目で林から脱出したものの3打目も左にミスしてこのホールを5オン・2パットのダブルボギーとしてしまった。さらに6番も1.5メートルのパーパットを外してボギー。8番も10メートルから3パットのボギーと、前半で3オーバーパーと苦戦が続いた。後半、11番で115ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで1メートルにつけてバーディを奪ったが、13番では3番ウッドで放ったティーショットが左へのミス。16番も6メートルから3パットのボギーと、スコアを戻せず、3バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの76でチームに貢献することはできなかった。

松原の魅力は、歯切れの良い豪快なスウィングだが、「今日はティーショットが曲がるので、思い切り振れなくなってしまった」と、自らの特徴を世界最高峰の舞台で出せなかったことが悔やまれる。「ショットが悪かったので、パッティングで流れを変えようと思ったけれど、パッティングも決めきれなくて…内容的には80を打ってもおかしくなかった」と、4オーバーパーで踏みとどまれたことに悔しさとともに微かな安堵の表情も見せる。ゴルフは、ミスを引きずらないことが重要なポイントの一つになる。そのために必要なのは、自分のプレースタイルを見直すこと。それもわかっている松原は、「明日は自分らしく。曲がっても思い切り振りきってプレーをして、チームに貢献したい」と、まずは自分らしさを取り戻すことを最優先して、練習に励んでいた。

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