HOME
International Championships
[国際競技]
大会のみどころ
成績
組合せ・スタート時刻
競技報告
出場選手
競技概要
フォトギャラリー
大会の記録
国際競技日程

JGA National Team Official Supplier
MIZUNO
FOOTJOY
SRIXON
asics
Championship Reports
競技報告
【松原は「チームに迷惑をかけて…」と悔し涙にむせぶ】
第2日 競技報告:JGA 写真:南しずか/JGA
トッププレーヤーと言われる選手に共通していることがある。その一つが「気持ちの切り替え」だ。ゴルフはミスのゲームだ。世界のトップに立つ選手であっても、ミスがひとつもない完璧なプレーで1日を終えることはない。しかし、そのミスを後悔し、次のショットや次のホールに引きずるのか、目の前のショットに集中できるのか…この切り替えの妙が技術はもとより世界のトップに立つために必要なことであろう。そういった意味で、今日の松原には若さが出た。

スタートの1番ホールからドライバーショットを左に曲げてボギーを叩き、「あまり良いイメージが出なかった」が、2番で「良いイメージでスウィングできて」バーディ。しかし、4番
ではティーショットを右に曲げてアンプレアブルとなり「また悪いイメージになって」ボギー。8番で会心のショットが出て…と揺れる気持ちが、ショットに表れていた。「不安になったり、自信を持ったりの連続でした」この心情が、目の前のショットに集中しきれなかったことを裏付けている。

最終18番ホールでは「左の池が気になって、引っかけるかな…それを意識したら今度は右にふかすかな…悪いイメージが出てきてしまって…思い切り振り切ったんですが…」ティーショットは左の池に。打ち直しは「今度は左が怖くなってしまって…」右林前のベアグランドに打ち込むミスでダブルボギーとしてしまった。

「チームに迷惑をかけてしまい、本当に悔しい」と悔し涙にむせぶ松原。次世代のナショナルチームのエース候補の一人として、世界を目指す選手としての期待は大きい。今日の教訓を生かせるか、明日のプレーに松原の真価が問われる。

その他の記事はこちら
戻る