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【15番のミスが悔やまれる小西】 |
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小西健太(瀬戸内高校3年)は、前半厳しいホールロケーションに苦しめられパッティングが決めきれないもどかしい展開ながらも、アイアンショットの切れ味が、それを補って余りあるプレーだった。
2番でボギーが先行したが、4番でアプローチを3メートルにつけてバーディを奪うと、続く5番(パー3)では6番アイアンのティーショットを4メートルにつけて連続バーディ。8番でアプローチミスからボギーを叩くも、イーブンパーにまとめた。
しかし、昨日同様、風が強くなり始めた後半に入ってスコアを落とす。12番で残りラフからの170ヤードのセカンドショットを20ヤードもショートさせてしまいボギーとすると、15番で
はティーショットを左にミスして、痛恨のロスト。「あれは本当に痛かった」とダブルボギーを叩いてしまった。「このホールは右サイドがOBで左手前にブッシュがあって…打ち直しも怖かった」と振り返るが、その恐怖心を抑え込むように振り切った打ち直しのショットから「ティーショットも曲がらなくなって。それ以降のドライバーショットが安定してきた」とかすかな手ごたえもつかむことができたのは、不幸中の幸いか。
この日は最終18番でボギーを叩き、4オーバーパーでホールアウトしたが、手ごたえは感じている。「ショットも本調子に近いし、ドライバーショットの感じも良くなってきた。あとはパッティング。昨日のようにパッティングが決まれば」優勝争いに加われると踏んでいる。「風への対応、状況判断も冷静にできるようになってきた。一昨年のジュニアオープンから積んできた経験を明日のラウンドに生かしたい」そうして、アンダーパーのプレーを見せたいと意気込んだ。
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