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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【冷たい雨に耐えて7位と健闘した柏原は「今日は納得いくプレーができた」】 |
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昨日までの風は強さを増し、さらに加えて冷たい雨が降りそぼる厳しいコンディションとなった最終ラウンド。ジュニアオープン優勝の柏原明日架(日章学園高校2年)は、そのポテンシャルを見せつけるプレーで本選手権を締めくくった。
「状況に応じてパーを無理に取りに行くことをせず、本気でボギーでも良いと思えてプレーすることで、気持ちに余裕ができた」と、成長の一端を見せる柏原。その言葉通り、今日のラウンドは、終始安定したプレーが際立っていた。2番で3パットのボギーを叩いたものの、そのあとは好調なアプローチでパーを積み重ねる。7番で2メートルのパーパットを外してボギーとしたが、前半は2ボギーの38にスコアを
まとめる。
後半も11番ボギーの後は、強風の中でパーオンを逃しながらアプローチを寄せてピンチをしのぎ、ボギーは17番の一つだけにとどめて、この日4オーバーパーでホールアウト。通算13オーバーパーで、日本選手歴代最高順位となる7位で2度目のリンクスでの国際競技を終えた。
「いままでは、どんな状況になってもパーを取ることを前提にプレーを組み立ててきましたが、今日のようなタフなコンディションの中で、それにとらわれずに最後までプレーできたことがスコアにつながったと思う」と手ごたえを感じている。「苦しいパーより、余裕をもってのボギーをテーマに据えたことで、余裕をもってプレーができた」と笑みをこぼす。さらに優勝を飾ったジュニアオープンでも通用したアプローチも「3日間ともずっとアプローチが良かったので、強い風にも怖がらずOBゾーンに向かって打つ時にも余裕をもってアドレスすることができた」と技術面でも成長を実感している。
国内アマチュア競技では今年、なかなか成績を残せていなかった柏原だが、2度の国際競技出場で着実に成長を続けている。スポンジのような吸収力とリンクスで得た自信を、いかにこれからの競技につなげていくか。それは柏原自身も「この試合でアプローチには手ごたえを感じることができたし、気持ちの切り替えとプレーの組み立て方の重要性を学べた。これを日本に帰っても生かしていきたい」と、自覚している。
帰国すれば、日本最高峰の舞台である日本女子オープンが待っている。この経験を存分に生かすことができれば、日本女子オープンでも並み居るプロを相手に、上位進出を叶えることも夢ではない。
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