本年度JGA主催本選競技の初戦となる「第21回日本女子シニアゴルフ選手権」が愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山で開幕した。
本選手権には4会場で行われた予選競技を勝ち抜いた選手など132名が出場。女子シニアゴルファー日本一の座を36ホール・ストロークプレーで争う。
注目は前人未到の大会6連覇がかかる三木逸子(土佐)。地元四国での大記録達成への思いは強い。その三木に対するのは、昨年大会2位の大村洋子(春日井)、1982年の日本女子アマチュアゴルフ選手権優勝の小林弘実(よみうり)らがあげられる。
会場のエリエールゴルフクラブ松山は、1992(平成4)年の開場。瀬戸内海の眺望が見渡せる高台
に18ホールが展開されており、要所に配されたハザードが戦略性を高めている。日本女子プロゴルフツアー競技の会場としても知られる難コースは、17番ホールのグリーン手前に広がる池が数多くのドラマを生んできた。本大会でも優勝争いのキーポイントとなりそうなこのホールを攻略することが優勝への道筋を照らしてくれるだろう。
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