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競技報告
【三木は5位タイスタートにも冴えない表情】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
大会6連覇がかかる三木逸子(土佐)は、2バーディ・5ボギーの75でホールアウト。首位と4打差の5位タイと好位置で第1ラウンドを終えたが、その表情は冴えない。

2番ホールでアプローチを寄せきれずボギーが先行すると、パー5の5番、続く6番で連続3パットのミスで3オーバーパー。9番(パー5)では、ティーショットを右のフェアウェイバンカーに打ち込み、3打目でグリーン手前20ヤードに運ぶ。40ヤードのアプローチをピン右1.5メートルにつけて、ねじ込んで見せたが、三木は内心必死だったという。「9番でボギーを叩いてしまったら、前半で40。これはいけないと…」フックラインをねじ込んで見せた。昨年の本選手権前は、新調したアイアンがなじまず苦労していた三木だったが、今年は「絶好調で」開幕を迎えた。それなのに、前半はアイアンショットが左右に荒れ、「まったくピンに寄らなくて、バーディチャンスがなかった」という。それでも、前半を3オーバーパーで凌いだ三木に神様がほほ笑んだのか、10番で残り120ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで1メートルにつけて、この日初バーディ。「あの2打目から、だいぶマシになった」というショットだったが、三木を悩ませたのは、エリエールゴルフクラブ松山のグリーンだった。11番(パー5)で3パットのミスからボギー。12番から15番は2メートル弱のバーディパットをことごとく外し、16番でこの日4度目の3パットでボギー。17番こそ、グリーン手前の池の縁からピッチングサンドで17ヤードを直接決めるチップインバーディを決めて見せたものの、4度の3パットには、険しい表情になるのもわかろう。

地元四国での開催に、「気負いはなかった」というが、「バーディパットを打ちすぎたり…グリーンを読み切れず、タッチも合わなくて」と、三木らしくないパッティングは、三木の強い気持ちが表れた結果かもしれない。エリエールゴルフクラブ松山は、「エリエール女子オープンの予選会に出場していて、その時からグリーンが難しくて、悪いイメージばかり」と、決して得意なコースではないと話す。地元でよく知っているコースだからこその難しさを痛感している三木だが、「今日の自分のプレーでトップとそんなに離れていない順位にいられるのは、良いこと。明日、後半で勝負をかけられる展開に持ち込めれば…」と、大会6連覇の偉業達成を諦めるつもりは毛頭ない。

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