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競技報告
【首位の南雲は「気が抜けないコース」と明日に向けて調整に励む】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
本選手権初出場の南雲真理(箱根)が4バーディ・3ボギーの71でホールアウトし、出場選手132名で唯一人のアンダーパーをマークして、単独首位に立った。14組目で1番ホールからティーオフした南雲は、いきなり2メートルのバーディチャンスを迎える。しかし、このパットは「自分が思ったよりグリーンのスピードが出ていなくて…」惜しくも外してパー発進。続く2番でボギーが先行したものの、ここから「調子が良かった」というショートアイアンでバーディチャンスを築き始める。4番では、1.5メートルの「ホールの30センチ上を狙った」強烈なフックラインをねじ込むと、5番では同じ距離の下り傾斜の「ホールから30センチ外して狙
った」スライスラインを見事に沈めて連続バーディ。7番で3パットのボギーを叩くも、8番(パー3)ではユーティリティーで放ったティーショットが1.5メートルについてスコアを伸ばす。9番でボギーを叩いたが前半を1アンダーパーで折り返すと、風が吹き始めた後半も1バーディ・1ボギーと安定したプレーで首位スタートを決めた。

「今日は、がむしゃらで。グリーンが難しいので、3パットも簡単に出るし…ただ、今日のグリーンスピードは、自分の体に合ったのだと思う」と、好スコアにも慎重な態度を見せる。「練習ラウンドでは難しいとは感じなかったけれど、さすがに日本タイトルがかかった競技となると、ホールロケーションもカップに近い方向にグリーンを外したら絶対に寄らない位置に切ってあったし…1ホール1ホール気が抜けない難しさを感じた」から。2位タイグループとは3打差をつけたが、「アマチュア競技だし、この差ならどうなるかわからない」という言葉は、数多くの優勝争いを演じてきた南雲の実感なのだろう。

2000年の日本女子ミッドアマチュア優勝以来の全国大会制覇に向けて、「後半になって風が吹いてきて、自分で気が付かないうちにスウィングが狂ってしまう。それを調整しないと」と、すぐに練習場に向かった南雲。三木の新たなライバルとして、一気に南雲が浮上した1日だった。

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