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競技報告
【ホールインワンからリズムを崩し2位に終わったカヤット朱美中田】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
3打差2位タイでスタートしたカヤット朱美中田(袖ヶ浦)は、スタートのティーショットを左に曲げていきなりのピンチを迎えたが、ここをパーで凌ぐと、4番では2メートルの強烈なフックラインをねじ込む粘りを見せるなど、前半は1バーディ・1ボギーのパープレー。この時点で首位スタートの南雲真理(箱根)らと通算2オーバーパーで首位タイに並んだ。

その後も中田と南雲はお互いにスコアを守り迎えた16番(パー3)。155ヤードのこのホールでユーティリティー4番から放たれた中田のティーショットは、ピン手前5メートルに落ちると、多くの選手が苦しんでいるグリーンを滑るように転がり、そのままホールに消えた。中田自身2度目、競技では初めてのホールインワンで一気に南雲に2打差をつけて、初優勝は決まったものと思われた。

しかし、ここから中田の心が波立つ。

「それまでピンチもあったけれどリズムよくプレーができていて、パープレーで…それが、いきなりのホールインワン。もちろん嬉しかったし、興奮もしましたが、逆にそれで浮き足立ってしまった」という通り、直後の17番でティーショットを右の池に打ち込んでボギーを叩く。先にホールアウトしていた田中と2打差で迎えた最終18番のティーショットは左へのミス。ボギーでも優勝杯を手にできる中田だったが、ここでよもやのダブルボギーを叩き、優勝争いはプレーオフにもつれ込んだ。

決着は4ホール目。ボギーを叩いた中田が田中に優勝をさらわれた。「16番のホールインワン…それで優勝を意識したわけではありませんが、気持ちが高揚してしまって…それを切り替えようと思っていたのですが、出来ませんでした。それが大きな反省点、課題ですね」。そういって、唇を噛む中田は来年に雪辱を期す。

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