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Championship Reports
競技報告
【中学3年生の松原由美が65の好スコアで2年連続トップスタート】
第1日 競技報告:塩原義雄 写真:JGA
昨年準決勝で敗れ、3位決定戦でも保坂真由に惜敗した松原由美(朽木)が、今大会では第1ラウンドに65をマークしてトップに立った。松原は、昨年大会でも優勝した比嘉真美子らとトップタイのスタートだったから、これで2年連続で第1ラウンドでトップに立ったということになる。

10番からのスタートで最初のバーディが12番(パー3)であった。ティーショットをグリーンエッジに外したものの、ここからの10メートルをパターでカップインさせてのバーディだった。松原は長尺パターを愛用している。この他にも中尺パターやノーマルパターも使っているのだが、今回は、昨年同様長尺パターだけを持っての参戦だった。「何本も持って
くると迷うから」というのが、1本に絞り込んだ理由だ。13番で右ラフからグリーン奥ラフとショットを制御し切れずにボギーとしたが、ここからのゴルフは、チャンスを作ってはパットを決める展開で7バーディを奪って65の好スコアでのホールアウトとなった。

ところが、ホールアウト後は、浮かぬ顔で何度か首を傾げるシーンもあった。
「スコアには満足していますけど、ゴルフの内容は、自分が目指してきたものとは違うんです」。
これが、浮かぬ顔の原因であった。昨年9月の世界女子アマチュアゴルフチーム選手権での悔しい思いが、松原に強化重点ポイントを意識させるようになった。チームに1日しか貢献できなかった。その原因はショートゲームにあった。グリーン近くから3打かかる。これを2打でまとめられるように。練習を積み重ねてきたのに、この日の合計8バーディのうちパー5でのものは、たったひとつしかなかった。「パー5では、すべて第2打でグリーン近くまでいっていたのに、きちんと寄せられたのは1ホール(18番)だけでした。自分の欠点が、まだ克服できていないのかなあ…という気持ちの方が強くて、また悔しいラウンドになってしまいました」。

スコアと気持ちは裏腹だったというわけだ。そこで明日の第2ラウンドには「パー5でアプローチショットをしっかり寄せてバーディを3個以上、さらにノーボギーでプレーすることを自分への課題にします」。
自信をもって「自分でスコアを作り出せた」という内容のゴルフ。つまり、第1ラウンドとは違う内容のゴルフでメダリストを目指す。

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