昨年に続いて2度目の日本女子アマ出場の金澤志奈(水戸レイクス)が5アンダーパーでホールアウト。
首位と2打差の3位タイにつけた。10番ホールからティーオフした金澤は、11番で8メートルの上りスライスラインを決めてバーディを先行させると、13番で130ヤードの2打目を8番アイアンで80センチ、14番も110ヤードを9番アイアンで1.5メートルにつけてバーディを奪う。前半では2ボギーを叩いたものの、1アンダーパーで終え「よく耐えた」という金澤は、1番で1.5メートルを決めて波に乗ると、4番まで4連続バーディで一気にスコアを伸ばして見せた。特に3番(パー3)では、7番アイアンのティーショットを
50センチにつけるなど、圧巻のプレー内容で、結局8バーディ・3ボギーの67をマークした。
スタート前には、「ここはグリーンが難しいから1アンダーパーぐらいでプレーできれば…」と考えていた金澤だが、後半の出だしで「パットも決まるし、プレーに自信が出てきて。全てが上手くいくような気がした」と、ゾーンに入ったかのような集中力で3位タイスタートを決めた。昨年大会は84位タイと下位に沈んでいるだけに、「今年はベスト32に入ることを目標としています」と、好スタートにも浮き足立つことはない。
この日は好スコアにも「得意のショートゲームがあまり良くなくて…」と、満足は出来ていないが、明日もアンダーパーをマークして、目標をクリアしたいところだ。
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