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Championship Reports
競技報告
【ドッキリ!のスタートでも松原由美がメダリストに】
第3日 競技報告:塩原義雄 写真:Yoshitaka Watanabe /JGA
第1ラウンドに65の好スコアでトップに立った松原由美(朽木)が、第2ラウンドのスタートホールの第1打ではまさかの大ミスショット。プッシュアウトしたボールは、右サイドのラフに。ここにはOBラインがある。もしかすると…。暫定球を打っておかなければならなかった。

セーフ。最初のショットが、ラフに止まっていてくれた。ここからは、何事もなかったかのように残り90ヤードを54°のウェッジで2メートルにつけてのバーディ発進となった。続く2番(パー5)もグリーン手前のラフからアプローチを2メートルに寄せて連続バーディ。この日は、さらに5、6番、10、11番と計3度の連続バーディをマークすることになる。奪
ったバーディは8個。昨日は65にも「パー5で1個しかバーディをとれなかったので、内容には不満が残ります」と釈然としない表情で語っていたものだった。第2ラウンドは、自分に課した「最低で3個」というパー5攻略を果たした。ならば、納得のゴルフ?

「いえ、ダメです。だって2回も3パットしてしまいましたから」

そうだった。もうひとつ自らに課したテーマがあった。それは、ボギーなしのラウンドというものであった。こちらはクリアできなかった。
それでも2日間で通算13アンダーパー。この結果には、満足しているだろう。「はい。36ホールでの自己ベストですから、これで文句をいっていたらみんなから怒られますよね」。

自己ベストだけではなかった。これまでクォリファイラウンドの大会記録は2012年(愛知カンツリー倶楽部)に比嘉真美子がマークした通算10アンダーパー。松原の13アンダーパーは、大幅に更新する大会レコードでもあった。

昨年は1打差の2位でのマッチプレー進出だった。今大会は、その悔しさを晴らすメダリストとしてのマッチ進出を果たした。

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