1回戦ではパワフルな川岸史果(大宮国際)、2回戦は仲のよい金澤志奈(水戸レイクス)との対決。昨年3位の保坂真由(東松山)が、その実力を発揮してともにバーディ合戦となった展開を制した。
川岸との1回戦では11ホールを終えて5upと大差をつけていた。ここから川岸のバーディラッシュがはじまり、逆襲される。16番では、わずか1upにまで詰め寄られた。そして17番を分けて迎えたドーミーホールの18番パー5.今度は保坂がバーディを奪ってとどめを刺した。
2回戦も同じような展開だった。先にバーディ連発で大量リードを奪ったのが保坂。11番ホールを終えて5upと、1回戦とまったく同じパターンだった。
そして、12番からは金澤のバーディラッシュで15番では2upに。ここでマッチの動きは止まり、2and1で保坂の勝利が決まった。
「ティーショットがちょっと不安定なんですけど、アイアンショットがピンに絡んでくれて、バーディ合戦に負けずにすみました。ここまできたら、ますます優勝への思いが強くなっています。昨年よりも成長したと自信をもっていえるショートゲームとパッティングがポイントになると思います」。
準々決勝の対戦相手は、飛ばし屋の野澤真央。やはり、華々しい展開のマッチになりそうだ。
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