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Championship Reports
競技報告
【準々決勝初進出の永井と濱田は、終盤で力尽きる】
第5日 競技報告:JGA 写真:Yoshitaka Watanabe /JGA
永井花奈
濱田茉優
勝ち抜けば日本女子オープンへの出場権が得られる1戦となる準々決勝。ベスト4直前で力尽きた永井と濱田の2人は、悔しさをにじませていた。

自身初のマッチプレー進出で、準々決勝に駒を進めた永井花奈(ファイブエイト)。ベスト4と日本女子オープン出場資格をかけた戦いは、昨日の2回戦で21ホールに及ぶ熱戦の末に鈴木愛(倉吉)を下した北村響(名神栗東)とのマッチアップとなった。

マッチプレーに入って以降、なかなかバーディを獲れずに苦戦が続いていた永井は、準々決勝でも「チャンスについても読みづらいラインが残ったり、ショットは悪くなかったのにかみ合わなかった」と5番のボギーで北村にリードを許すと厳し
い展開に。9番では「グリーンに乗せた位置も悪かったけれど…もったいないミスだった」と3パットで北村に2upと差を広げられると、後半もノーバーディで2nad1で目標にしていたベスト4を目前にして破れてしまった。「あと少し…もうちょっと上にいきたかった」悔しさをかみ殺しながら、胸中を吐露する永井。「本当に小さなところ。パットもショットも少しだけ足りない」ベスト8とベスト4の差は、自分の物差しではわずかなものと感じられた。しかし、その小さな差異で得られる結果には雲泥の差が出てしまう。「日本女子オープンの予選で頑張ります」狙うステージは、あくまでもナショナルオープンの舞台。そこに向けて、永井の小さな差を埋めていく日々が続く。

昨年大会ベスト32の濱田茉優(ナパラG一本松)は、昨年大会2位の雪辱を期す森田遥(坂出)と準々決勝を戦った。この試合は前半から森田が貫録のプレーを見せる。

9番から11番まで3連続で勝ちを収めるなど、濱田はつけ入る隙を与えられないまま、3and2でベスト4進出はならなかった。「今日は自分のパッティングが悪かったこともありますが、森田さんの強さを身をもって知らされた」と、振り返る濱田。「森田さんはプレーのペースも、どんなピンチになってもスウィングリズムも変わらない。そこが凄い」と、我彼の差を見せつけられたが、「それでも、最後まで気持ちを強く持てました。耐えなければならない場面で切れることなく耐えきることが出来た」と、自身最高順位を大きく上回ることが出来た今年の日本女子アマで収穫を掴んだ。「あとは、どんな時も、もっと冷静になること。小技を磨くことが必要だと思う」この1戦、濱田は勝利することが出来ずに終わったが、負けて得たものは決して少なくないと感じている。

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