大堀裕次郎(ムロウ36)は通算2アンダーパーの3位タイでマッチプレー進出を決めた。この日は4バーディ・4ボギーのパープレー70にまとめた。「もともとフェードが持ち球だが、この日は左に引っ掛けることが多く、グリーンを外してアプローチを寄せられないところでボギーを」たたいてしまい、スコアを伸ばすことができなかった。
それでもマッチプレーに進めたので、まずは第1関門を突破だ。「マッチプレーは大好き。ドライバーで攻めるタイプなので」思い切ってプレーできるのがいいそうだ。「大たたきしても1downで済む」のがマッチプレーが好きな理由だ。
今年の関西アマチュアゴルフ選手権を制して臨んだ日本アマチュアゴルフ選手権競技は2009年以来4年ぶり2回目の出場。前回はマッチプレーに進めなかったが、今年は関西アマチャンピオンとして気合が入る。もちろん「優勝を狙っている」。マッチプレーを想定して、ティーショットでアイアンやユーティリティを使うホールをこの2日間の実戦で試してみたりした。「このコースは無理をするとボギーになる」ので、大好きなドライバーも封印する作戦だ。果たしてこの作戦が功を奏するか。1回戦の結果が楽しみだ。
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