前日17位タイだった仲盛将司(香川西高校3年)が5バーディ・2ボギーの3アンダーパー68をマークして、通算2アンダーパーとして単独3位に浮上した。しかし、本人は「2つのボギーが気になる」と浮かれた様子はない。この日は10番ホールからのスタートで、14番では80センチのパーパットを外し、4番(パー3)では7メートルのバーディパットを1メートルオーバーしてしまい、返しのパーパットを外し、いずれもボギーとしたものだ。特にこの4番でのボギーを悔やんだ。最後のパーパットはフックラインだったが、引っ掛けてしまったのだ。
それでも11、15、1、5、9番でバーディを奪っており、ゴルフの内容は悪くない。この日アンダーパーで回ったのは、114人中7人だ。多くの選手がスコアを落としている中で、決して悪くない。「耐えている。うまくいっている」と言うとおりだ。しかも首位とは3打差である。逆転のチャンスは十分にある。今日のような「イージーミスをなくして、上位に行きたい」と秘かに狙っている。最終ラウンドは最終組でプレーする。どんな試合展開が待っているのか、まだ見えない。
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