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競技報告
【1打差2位に終わった比嘉は「一番獲りたいタイトルだった」】
第3日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe
昨年の日本アマチュアゴルフ選手権ランナーアップの比嘉一貴(本部高校3年)は、首位と7打差をつけられて迎えた最終ラウンドを「64は出したい。7つスコアを伸ばして通算5アンダーパーで終えられれば、良い勝負になる」と出だしから積極的にバーディを狙う作戦だった。しかし、この日最初のバーディは5番ホールまで待たなければならなかった。「1番からチャンスを決められず、流れを作れなかった」という比嘉。5番のバーディも、アプローチを寄せきれず、10メートルの距離をねじ込んだものだった。

しかし、このバーディが良薬になったのか7番(パー3)では4番アイアンのティーショットを1メートルにつけて前半で2つスコア
を伸ばす。後半も10番で4メートルのバーティパットをねじ込むなどバーディを重ねる。この日の比嘉は、5バーディ・ノーボギーの66。通算3アンダーパーでホールアウトし、最終組のホールアウトを待った。

その間、精根尽き果てたのか足のしびれを感じていた比嘉はロッカールームで自らマッサージを行い、プレーオフに備えたが、18番ホールで和田がバーディを決めた瞬間、比嘉が待ち望んでいた朗報が届くことはなかった。優勝の和田のスコアは通算4アンダーパー。比嘉の考えていた通りの結果に、自分がそこまでスコアを伸ばし切れなかった悔しさは大きかった。

「日本ジュニアのタイトルは、獲りたかった。どの競技の中でも、一番強く優勝したいと思っていた。正直…悔しい」飄々とした雰囲気を放つ比嘉から漏れる悔恨の言葉。来年は新たなステージを目標にしている比嘉が心から欲した日本ジュニアのタイトルは、指の間からすり抜けていった。

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