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競技報告
【6打差5位タイグループの岡崎と桂川は虎視眈々と逆転を狙う】
第2日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
岡崎 錬
通算4オーバーパーの5位タイグループに食い込んだ岡崎練(美濃加茂市立西中学3年)と桂川有人(西枇杷島中学3年)は、首位と6打差ながら最後の日本ジュニアで虎視眈々と初優勝を狙う。

中部ジュニア優勝の岡崎はこの日、10番ホールからのスタート。12番でボギーが先行したが「緊張感があって、すごく集中できていた」と、14番で2メートル、15番では8メートルのスライスラインをねじ込む連続バーディで前半を1アンダーパーで終える。後半も5番ボギー、6番バーディと粘りのプレーを続けていたが、8番ホールで落とし穴が待っていた。ティーショットを右バンカーに打ち込むと、セカンドショットはグリーン左のガードバンカ
桂川 有人
ーへ。このバンカーショットをミスした岡崎は、よもやのダブルボギー。昨日もボギーを叩いた8番は、「ティーショットが打ちづらい」と岡崎にとっては鬼門のホールだ。それでも9番(パー5)は残り80ヤードの3打目をウェッジで50センチにつけてバーディフィニッシュを決めるところに岡崎の非凡さが見て取れる。「ショットは今一つだし、パッティングもタッチが合わない…」とこの2日間の苦しい胸の裡を吐露するが、中学生最後の日本ジュニア優勝に望みを捨てたわけではない。「自分のプレーに集中すること。パー5で確実にバーディを獲って、明日は絶対に巻き返したい」と力強く語った。

一方の桂川は「アイアンの調子が良かった」と17番を終えて2バーディ・ノーボギーと首位の中井に肉薄していた。しかし最終18番でティーショットを右ラフに打ち込むと、2打目は左ラフ。アプローチでもグリーンに乗せられないミスの連鎖でダブルボギーを叩いてしまった。それでも、桂川は落胆していない。昨日までティーショットが曲がり林の中に打ち込むことも多かったというが、第1ラウンド終了後の練習で「体の軸がぶれていたのに気が付いて。ショットが回復した」と苦しめられたショットに光明が差している。首位から6ストローク離されてはいるが、その光明を頼りに逆転初優勝を狙う。

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