首位と5打差の3位タイには芹澤慈眼(由布市立庄内中学2年)、鈴木敬太(千葉市立打瀬中学2年)の2人が並んだ。芹澤は「パットが暴れまくっている。昨日は3番で3パット。今日は2メートルくらいのバーディパットを外しまくった。1メートルも入らない。全部ショートしている」とパットの不調を嘆いた。この日は1バーディ・3ボギーの2オーバーパー73としたが、何とか優勝争いに踏みとどまった。「5打差、まだ狙える。ドライバーが左右に曲がっているので、調整して明日につなげたい。4アンダーパーか5アンダーパーくらい」を目指す。
今年の日本アマチュアゴルフ選手権競技でもマッチプレーに進んだ実力を持っているだけに不気味な存在だ。
もう一人、鈴木は逆にパットが入った。「ショットも良かった。上出来」と手ごたえを感じている様子だ。前日はパーオンがたった2回という乱調から見事に立ち直った。「優勝争いがしたかったので、攻めた。集中してプレーした」のがよかったようだ。最終ラウンドは「練習した成果を出せるように、悔いのないプレーをしたい。結果がよければいいが、駄目でも次につながるように、持っているものをすべて出したい」と意欲的だ。果たして、逆転劇はあるのか。
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