岡崎錬(美濃加茂市立西中学3年)も最終学年の今年に優勝を賭けていた。中部ジュニアを制し、上り調子で本人も十分優勝のチャンスはあると踏んでいた。
首位と6打差の5位タイでスタートした最終ラウンドも攻めのプレーを見せたかったが、3番ホールで躓く。ティーショットを左の林に打ち込んだ岡崎が放った2打目は右のラフへ。このトラブルもあってこのホールをダブルボギーとした岡崎だったが、直後の4番で2メートル、5番(パー5)で連続バーディを決めて前半をイーブンパーで凌ぐ。
後半で逆転を狙ったが「ショットは決して悪くなかったけれど、チャンスのパッティングを決めきれなかった」と15番でボギーを叩き万事休
した。5打差の4位という最後の本部門に「消化不良です」と目を伏せる。
「来年も絶対に日本ジュニアに出場して、優勝したい。そのためにはショットの精度を上げないと。たくさんの課題が見つかったので、練習をして、もっとうまくなりたい」と不完全燃焼に終わった今年の大会のリベンジを胸に、岡崎は前を向いた。
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