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競技報告
【伊藤有志は単独首位も連続3パットのミスを悔やむ】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
第1ラウンドで7アンダーパー65をマークして首位に立った伊藤有志(東北福祉大学1年)が、この日も5バーディ・4ボギーの71で1つスコアを伸ばし、通算8アンダーパーで首位をキープした。

10番ホールからスタートしたこの日は前半を2アンダーパー34で回り、さらにハーフターンしたあと1番でもバーディを奪う快調なプレーで、スコアを通算10アンダーパーまで伸ばした。「調子は昨日と変わらなかった」というように順調に首位固めを進めていた伊藤。

伊藤は、このままスコアを伸ばすかのように思われたが、その後、4番ボギー、5番バーディとして、迎えた終盤に思わぬミスが続いてしまった。

上がりの2ホー
ル。8、9番を連続ボギーにしてしまったのだ。8番は10メートルから3パット、9番は8メートルから3パットのボギーだった。いずれも3パットのボギーで、しかも最終ホールは50センチのパーパットを外してしまった。30度を超す暑さのせいなのか、最後のパットは集中力を欠き、軽率に打ってしまったようだ。

それでも2位に2打差をつけての首位なのだから悲観することはない。調子は「全体的に悪くない」というように、2日間を終えて順調なプレーだ。このまま逃げ切ることができるか。明日は各選手がスコアを伸ばすムービングデー。

伊藤は、最後のパットミスを引きずらずに明日スコアを伸ばして後続を突き放すことができるのだろうか。古田幸希、高田聖斗、小西健太といった、同じ東北福祉大の選手たちも上位にひしめいている。まだ予断は許さない。

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