震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー「2013年度(第67回)日本学生ゴルフ選手権競技」は29日、兵庫県の加古川ゴルフ倶楽部で第3ラウンドを行った。混戦模様となった本選手権は、今日も上位陣がスコアを伸ばせず、それに拍車がかかる1日となった。
首位スタートの伊藤有志(東北福祉大学1年)はこの日1バーディ・1ボギーの72でホールアウト。この日スコアを伸ばしたのは梅山知宏(東北福祉大学4年)。梅山は前半を1バーディ・1ボギーのパープレーで終えると後半に2度の連続バーディで4つスコアを伸ばし、伊藤と同スコアで首位タイに躍り出た。
1打差の3位タイには、この日ベストスコアの65をマーク
した石徳俊樹(大阪学院大学1年)、山本豪(日本大学2年)、小西健太(東北福祉大学1年)がつけている。初優勝を狙う古田幸希(東北福祉大学3年)はこの日イーブンパーとスコアを伸ばせず、首位と2打差の6位タイに後退。大堀裕次郎(大阪学院大学4年)は7バーディ・4ボギーの出入りの激しい内容ながら3つスコアを伸ばし、通算1オーバーパー。首位と9打差の26位タイと日本アマに続くタイトル獲得は厳しい状況となった。
なお、今年の本選手権では初出場の活躍が目立っており、首位と4打差の10位タイまでに5人の初出場者が名を連ねている。絶対的な強さを誇った松山英樹がプロ転向を果たした後、彼ら新世代の活躍が大学生の層の厚さを増していくことになるだけに、明日の最終ラウンドでの健闘を期待したい。
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