梅山知宏(東北福祉大学4年)が5バーディ・1ボギーの4アンダーパー68をマークし、通算8アンダーパーとして首位を捉えた。
今回の大会では調子の悪いドライバーを封印した。使うのはその日の風などのコンディションも考慮して、4ホールから5ホールくらいだ。それでも前半は「ショットが曲がり、チャンスが作れない」苦しい展開だった。そんな中でラッキーが続いた。林に曲げたショットが林の中から出てくる幸運が2回もあり、そこをパーでしのいでいると、後半は11、12番、16、17番とバーディを連取できた。「上出来。いいパットが入ってくれた」と首位に浮上したことを喜んだ。
大学4年生である梅山も「最後なの
で、勝つだけ」と優勝を狙っている。昨年の大会では4位だった。彼は昨年の松山英樹の優勝スコア19アンダーパーに「近づきたい。できるだけ伸ばしたい。いくつでも上に」スコアを伸ばそうと考えている。そこには同級生である松山に対する気持ちがあるのかもしれない。層の厚い東北福祉大学勢の中でしのぎを削ってきただけに自信もあるはずだ。大学最後の夏に想いは叶うのか。
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