大学最後のチャンスに燃えていた梅山知宏(東北福祉大学4年)は、通算9アンダーで一歩及ばず、2位にタイに終わった。
前半は1アンダーパー35で回り、1ストローク伸ばしたものの、後半は伸ばすことができなかった。途中で後輩の村山駿(東北福祉大学2年)が通算10アンダーパーという情報は聞いており、最後まで攻めたものの、1打及ばなかった。
「詰めが甘い。スコアを伸ばせなかった自分が悪い」と悔しさを隠せなかった。同学年の松山英樹に負けたくないという気持ちを隠さずに昨年、そして今年と本選手権で優勝争いを演じてきたが、残念ながら念願の優勝には届かなかった。この悔しさをばねに更なる飛躍を期待したい。
一方、梅山と同じ最終組で回った伊藤有志(東北福祉大学1年)は、9番(パー3)で突然乱れた。4番アイアンで打ったティーショットは、「打った瞬間、右に行き」池に入った。
このホールでトリプルボギーと、それまで通算9アンダーパーで梅山と並んで首位だったのが、大きく後退してしまった。そこから「ふっきれたつもりだったが」スコアを伸ばすことができず、優勝争いから脱落してしまった。いつも「最終ラウンドに打つので。
気持ちの面もあるのですが、疲れが積み重なってショットがぶれる」と反省点を挙げた。今は「体力」を課題として、トレーニングも積んでいる。来年は文字通り一回り大きくなって、帰ってきてもらいたい。
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