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競技報告
【初出場の峠と頼藤が1打差2位の好位置につける】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
頼藤彩
首位と1打差の3位には、イーブンパーで回った峠美優(中央学院大学1年)と頼藤彩(日本大学2年)の本選手権初出場2人が好スタートを切った。

頼藤は、1番ホールからティーオフ。3番と9番のバーディを「前半バーディを2つ獲れてよかった」と振り返る。その理由は、8番ホール(パー4)でのダブルボギー。バンカーショットを打つ前に「練習であまりよくなかったこと」が頭をよぎってしまい、シャンク。バンカーから脱出するのに2打かかり、5オン1パット。しかし、それ以降は立ち直り、後半も1バーディ・1ボギーと安定したプレーを展開した。「明日はアンダーパーで回れるように」と気を引き締めていた。

一方の峠は1
峠美優
0番ホールからティーオフ。いきなり連続ボギーのスタートと出だしは躓いたが、15番のバーディで前半を1オーバーパーで凌ぐ。すると後半は4番(パー3)でバーディを奪うと、5番ボギーで「ショットが悪かった」とスコアを落としかけた峠を救ったのはパッティング。「長いパットが入ってくれて」その後は9番ホールの1ボギーで凌ぎ切りイーブンパーに踏みとどまった。パッティングは、「5メートルから6メートルのパットはもちろんのこと、15メートルも」決まった。この日は4バーディ・4ボギー。ボギーの数も多かったが、バーディの数も多いのは明るい材料だ。ドライバーショットの「つかまりが悪い」のが不安材料ではあるが、好スタートを切っただけに「目標は3位以内」といわず、初優勝を狙ってほしい。

峠は2010年の日本女子アマチュアゴルフ選手権以来2度目、頼藤は本選手権がJGA主催競技初出場となる。もちろん、本選手権は初出場だ。佐藤絵美、沖せいらら強豪を相手に、初出場の2人がどこまで食らいつくことができるか。明日からの2人のプレーに注目したい。

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