震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー「2013年度(第20回)日本ミッドシニアゴルフ選手権」は11日、千葉県の京葉カントリー倶楽部で第2ラウンドを行った。今季一番の冷え込みとなったこの日。本選手権の最終ラウンドは、肌寒い天候とは裏腹に最終ホールまで勝負の決着が持ち込まれる大熱戦となった。前半で抜け出したのは、大川重信(太宰府)。大川は、前半で1つスコアを伸ばし通算イーブンパーで2011年以来2度目の戴冠に迫ったが、11番から3ホールで4つスコアを落とす突然の乱調で優勝争いから脱落。代わりに首位を伺ったのが同じく3位タイでスタートした金下政弘(美奈木)。金下は17番まで通算1オーバーパーで単独首位に立っていたが、最終18番を痛恨のボギーとして通算2オーバーパーでホールアウト。先に同スコアでプレーを終えていた真鍋高光(大博多)と最終組のプレーを待っていた。その最終組で粘りのプレーを見せていたのが本選手権初出場の赤間貴夫(岡部チサン)。首位タイでスタートした赤間は、通算2オーバーパーで18番ホールに入ると、最後に5メートルの下りのパッティングを決めて、通算1オーバーパーでフィニッシュ。赤間が1打差で真鍋と金下を振り切り、嬉しい初優勝を果たした。
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