昨年優勝の松本に最後まで追いすがった諏澤一(笠岡)が、首位と3打差の8位タイとリベンジに向けて好位置で第1ラウンドを終えた。今日の諏澤は、前半を3バーディ・3ボギーと出入りの激しい内容ながらイーブンパー。
「11番でボギーが先行した後、ボギーのあとにバーディが来て…内容は忙しかったけれど、すぐにバーディを獲り返せたから、気持ちに焦りはなかった」という。特に15番(パー3)のバーディは、5番ウッドでのティーショットを1.5メートルにつけてのもので、「あれは大きかった」と振り返る。ショットが好調な諏澤だが、後半は一転、グリーンに苦しめられた。2番では50センチのパーパットを外す痛恨のミスでボギーとすると、7番ではそれまで好調だったショットにミスが出て、痛恨のダブルボギー。
「グリーンが難しいよ。自分のパットも良くないけれど、傾斜だけじゃなくて芝目も影響しているような…読み切れないね」と、ため息をつく。それでも、首位と3打差には、「ショットは良いし、第1ラウンドでは良い順位じゃないかな」と、不敵な笑みを浮かげた。
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