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Championship Reports
競技報告
【柏原はエースの重圧に苦しむ】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
第1ラウンドは6オーバーパーで、よもやの不採用スコアに終わった柏原明日架(日章学園高校3年)。巻き返しを誓った第2ラウンドだったが、気持ちが空回りしたのか、柏原らしくないミスからスコアを落とし、1バーディ・4ボギーの75。3オーバーパーに終わってしまった。

スタートから2ホール連続でバーディチャンスを迎え「良いスタートが切れて、流れも良かった」と、出だしは着実にパーを積み重ねた柏原だったが、4番で1メートルのパーパットを、「もったいないミス」と外してから、不穏なものを感じ始めていた。5番ではセカンドショットのライが悪く、パーオンを逃して連続ボギー。バーディを獲りたい6番(パー5)もアプロ
ーチを寄せきれずスコアを取り戻せない。「昨日からの課題だったアプローチで、グリーンの傾斜でどれぐらいランがでるのか判断が出来ていない。練習で調整したはずなのに、自信を持つことができない」とこの後の2ボギーはいずれもグリーン周りのミスが原因となった。それに加え、「9番のパー5も3打目のライがディポット跡で…13番も手ごたえがあった2打目がグリーン奥まで転がって…」と運も味方をしなかった。

「1日4アンダーパーを目標にしてきて、3オーバーパーでホールアウト…納得できない」と自分への苛立ちを隠せない柏原。「OBでスコアを落とすなら、納得しなければならないけど、3パットとかもったいないミスでスコアを落としている。気持ちの切り替えで、防ぐことが出来る部分が多いだけに、本当に悔しい」。この2日間で4バーディを計算していたパー5では、全くスコアを伸ばせていないことにも不満が募る。しかし、「攻め方は固まったので、明日はパー5で4バーディを獲るつもりで」と、最後のラウンドに向けて気合を入れなおす。

「優勝を狙える順位にいるので、明日はチームのために、スコアを作りたい」エースとして臨んだクィーンシリキット。初出場の2人がともに2日間でチームベストをマークしているだけに、柏原も負けられない。しかし、ここまではその気持ちが裏目に出ているのか、ジュニアオープンのときに見せた冷静なコースマネジメントが影を潜めている。エースの重圧を背負いながら、冷静さを取り戻せるか…柏原の試練は続いている。

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