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競技報告
【71と踏みとどまった比嘉。最終ラウンドで一矢を報いる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
比嘉にとって2日間はリンクスに苦しめられ、必死にもがき続けた時間だった。その比嘉に光明が差したのは最終ラウンド。比嘉を悩ませていた風も弱まり、ようやく比嘉本来のショットの切れも戻り始めた。

「天気も良くて風もなかったので、他の選手がアンダーパーを出すだろうと。自分もスコアを伸ばさないと」と4番までは落ち着いたプレーを見せていたが、5番ホールでディボッド跡からの2打目をOBとするなどダブルボギーを叩き、「あのOBでリズムを崩してしまった」と、6番ボギーとスコアを落とす。それでも、8番で3メートルのパットを決めてバーディを奪うと、10番では3メートルを沈めて見せた。13番で1つスコアを落として迎えた14番で再び3メートルをねじ込んでバーディと、この日は3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの71。スロースターターらしいといえば、そうなるが、最終ラウンドにして、ようやく溜飲を下げるプレーだった。

「この3日間でアプローチがリンクスに対応できるようになったのは良かった」と充実の3日間は、「自分とトッププレーヤーの違いはショットバリエーションの豊富さ」と、彼我の差を痛感させられた現実を突き付けられた濃密な時間ともなった。沖縄育ちで他の日本プレーヤーに比較すれば、低いショットも自在に操る器用さを感じさせる比嘉だが、「自分は低い球を自信をもって打つことができていない。風と喧嘩をさせながらフェアウェイを捉えるようなショットを試合で使えるようにはなっていない」と、世界を現実のものとして実感させられたときに感じた未熟さを忘れることはできない。

沖縄から世界へ。宮里藍や宮里美香、そして2人の後を追う比嘉真美子に続いて、比嘉一貴が広い海へと漕ぎ出せるのか。それは、この試合で認めざるを得なかった世界との技術の差をどれだけ埋めることができるか、比嘉自身の努力にかかっている。

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