第22回日本女子シニアゴルフ選手権競技の第1ラウンドが5月15日(木)、広島県山県郡北広島町の千代田OGMゴルフ倶楽部(5,937ヤード パー72)にて、132名の選手が出場して行われた。
午前中は霧雨が降り続いたが、午後には晴れた。そんな中、1オーバー73で回った花井正子(新南愛知CC美浜C)、三木逸子(土佐CC)の2人が首位に並んだ。2打差の3位タイには、田中真弓(成田東CC)、林 恵子(総武CC)、出本珠美(瀬野川CC)の3人が並んでいる。
三木(2008年~2012年優勝)、田中(2013年優勝)、林(2005年~2007年)とこの9年間の歴代チャンピオンが上位に名を連ねた中で、気を吐いたのが花井だ。本大会は3回目の出場で、初出場の2012年が63位タイ、2013年が12位タイと年々力をつけて上位に入っている。
この日は「慎重に、丁寧に」プレーした結果3バーディ、4ボギーの内容だった。「ミスもあったが、パットが入ってくれた。」とまずまずの表情だった。「下りの」難しいパットや長いパットが入ってくれたおかげで、パーセーブができた。
最終日は最終組で3人の歴代チャンピオンとのプレーとなるが、「今日と同じように丁寧に、安全なほうにプレーしたい」と自分のゴルフスタイルを貫く。これまで強引に攻めて失敗してきた経験から培ったものだ。果たして栄冠を手にするのは…。
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