2014年度(第56回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は27日、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部でマッチプレー1回戦16マッチと2回戦8マッチを行い、ベスト8が決定した。メダリストの権藤可恋(佐賀)は、大会連覇を狙う森田遥(坂出)との1回戦で3and2で勝利を収めると、続く2回戦では真田来美(佐久平)を2and1で退け、順当に明日の準々決勝に駒を進めた。注目を集めている橋本千里(東名古屋)も山口すず夏を5and4の大差で下すと、大里桃子(熊本空港)に2upで勝利。明日は中学3年生の稲見萌寧(長太郎)とベスト4を賭けた争いに臨む。もう一人の注目は、勝みなみ(鹿児島高)。西畑萌香(ナパラG一本松)との1回戦は、途中3upまでリードを広げながら終盤3ホールを連続で落とし、エキストラホールに持ち込まれる大苦戦。しかし、19ホールで勝利を収めて勢いをつけると、優勝候補の一人である堀琴音(兵庫県連盟)に19Hで殊勲を上げた西山美希(小田原GC松田)との2回戦は5and4で勝利を収めた。
明日(28日)は、7時から準々決勝4マッチに続き、準決勝2マッチが行われ、決勝進出者が決定する。
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