河田丈一郎（開志学園高校 3年）が6バーディ・1ボギーの5アンダーパー66で暫定2位につけた。
「今日はノーボギーを目標にしていたが、10番からスタートして４番ホールでボギーを打ってしまった。それでもここから頑張ろうと気合を入れなおして、３つスコアを伸ばすことができた」とスコアについては、まずまずの表情だ。ただし、「ショットもよくないし、パットもよくなかった。チャンスについたところでバーディを獲ることができた。ショットがよければ、もっといいスコアが出た」とゴルフの内容については、不満気だ。「コースとの相性はいい」ともっとスコアを伸ばせる余地があったということだ。
今年、同学年である小木曽喬が日本アマチュアゴルフ選手権競技に優勝したことは、河田にとって大きな刺激となった。「小木曽に勝ちたい」と同じ高校３年生には、負けたくない。しかも日本ジュニアに勝つには、今年しかない。「高校最後の大会なので、目標は優勝しかない」と断言する。「勝つことで、これまでお世話になった、いろいろな方に感謝の気持ち」を表せたらいい。
河田は今年の日本アマでは、まさかのクォリファイラウンドで終戦。マッチプレーに進むことができなかった。これで日本オープン(10/16～19 千葉CC梅郷C)への出場権を考えていた彼にとっては大きな誤算だった。日本オープン一次予選を受けていなかった彼は、現在日本オープンの出場権を持っていない。したがって、「日本ジュニアに優勝して、日本オープンに出る」しか道はない。
この日、暫定の順位ではあるが、小木曽には２打差。大きな目標達成にむけて、いい位置につけることができた。「小木曽に独走はさせない」と、闘志を燃やす。
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