史上初の日本アマ、日本ジュニア同一年制覇を狙った小木曽喬(福井工業大学附属福井高校 3年)の夢は潰えた。
首位の片岡尚之(札幌光星高校2年)と1打差でスタートした小木曽は、4番でバーディを奪い、7番で片岡がボギーを叩き、首位に並んだ。しかし、それもつかの間。片岡は次のホールから3連続バーディ、対する小木曽は9番でダブルボギーをたたいてしまい、突き放されてしまった。ティーショットで左のバンカーに入れ、一度で出すことができず、3打目で出す痛恨のミス。「9番のダブルボギーがすべて」とラウンドを振り返った。
その後も差をつめるどころか離され、結局優勝した片岡とは6打差の通算5アンダーパー、
3位タイに終わった。「調子が良かっただけに、悔しい」という。この日は2オーバーパー、73。
「こんなゴルフでは全然ダメ。世界アマに向けて何が何でも頑張る」とリベンジを誓った。
52年ぶりのホスト国開催となる世界アマチュアゴルフチーム選手権(9月10日~13日 軽井沢72ゴルフ東・入山コース/押立コース)では、日本代表チームの一員としての活躍が期待される。日本人選手としては最年少優勝(17歳115日)を挙げた実力を、世界アマでは存分に発揮してもらいたい。
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