伊勢原中学3年の内田直輝が最後の本部門出場で自己最高順位の2位入賞を果たした。首位とは6ストロークの大差をつけられての最終ラウンドに「逆転は難しいと思っていました。でも、最後まであきらめずにプレーしよう」と気持ちを固めてスタートした内田。しかし、ドライバーショットが安定せず2、4番でボギーを叩いてしまう。5番でこの日初バーディを奪った内田は、直後に大きな賭けに出た。「自分の持ち球はドローですが、どうしても安定しなくて。試合で試すのは初めてだったのですが、ドライバーをフェードで打とうと決めて」ティーショットが安定し始める。それに歩調を合わせるようにスコアも落ち着き、その後は15番までスコアカード
通りのプレー。16番でバーディを奪ってこの日をパープレーで終えた内田は、通算1オーバーパーで2位となった。「優勝という目標は達成できず悔しさはあります。昨日までにもったいないミスが多かった」と、自己最高順位を更新しても悔しさばかりが募る内田。「これから、体力をもっとつけたい。それと、林に打ち込んだ時のリカバリー。この技術を上げていきたい」と、来年の15~17歳の部への出場と今年のリベンジを誓った。
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